先日、高校のバスケ部のキャプテンが教師から体罰を受けて

自殺してしまったというニュースを見ました。

顔が腫れるほど殴られていたそうです。

キャプテンであるからこその重圧もあり部活をやめる事もできないと

いったような内容が遺書にも書かれていたとか。

 

しかし、命を捨てるくらいなら部活をやめればよかったのではないかとか

高校を卒業するまでの辛抱だったのにとか

考えれば解決策はいくらでもあったのに若い命を失った事に

残念でなりません。

 

じっさい、私も高校生の頃にバレー部に所属しており、顧問からの体罰に

苦しんだ時期もあります。

なので、このキャプテンの気持ちが分からなくもないのです。

叩かれれば叩かれるほどにミスをしたら怖いという恐怖から

思うようなプレーができなくなり、

逆にミスが増えて悪循環になってしまっていました。

部員が少ない事もあり、他の部員に迷惑がかかるから

部活をやめるなんて口が裂けても言えない状況でもありました。

しかし、卒業までの我慢と辛抱していて自分自身強くなれるきっかけにも

なりました。

 

だからこそその男子生徒にも耐えてもらいたかったです。

その辛い思いは無駄にはならずこの先の長い人生の糧になりえたのだから。

 

そういえば、兄の友人も職場で仕事も人間関係もうまくいかず

自殺してしまった事がありました。

簡単に仕事を辞めればいいのにと思いがちですが、複雑な事情があったのかも

しれません。

命を落とすという事はよっぽどその人の気持ちが追い詰められていて

冷静な判断がつかないのかもしれません。

 

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