今月12日、火曜日の時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は
１リットルあたり153円80銭だったそうで、前の週からは2円以上の
上昇となり、円安傾向である事を背景に、10週連続の値上がりとなったそうです。
これは、2010年暮れから2011年初頭にかけて以来の値上がりなのだそうです。
また、ガソリンと同様に灯油も値上がりをしていて、店頭価格は１リットル
あたり101円20銭とこちらも先週から1円上昇し、11週連続の値上げになるそうです。

値上げの要因は、世界経済の回復期待から、高止まりしていた原油価格が
更に上がる傾向にある、と言う事に加えてここのところの円安で、石油の
元売り各社の輸入費用がふくらんでしまっている、という事が大きいようです。

スタンドの側を通る際に、表示されている価格を見てこんなに高かったかな、
と思う事はありましたが、まさか値上げが10週も続いていたとは知らず、
驚きました。ガソリンを給油する時にはお店が割引をしている時など、
できるだけ価格の安い時にするようにはしています。
ですが、普段の通勤や出掛ける際には必ず自動車を使用するので、価格が高いと
やっぱり困ってしまいます。

このガソリン・灯油の値上げの調査を行っているみずほ総合研究所は、現在の
為替水準が続くなら、小売価格は当面上昇が続く可能性がある、という分析を
しているとの事。また、資源エネルギー庁は主要な石油元売り各社にヒアリング
などを行い、便乗値上げなどが無いか、監視を強化する方針だそうです。

円安で観光客などが増えるのは嬉しい事ですが、ガソリンや灯油の価格が
これ以上値上がりになってしまうのはあまり嬉しくありませんね。

------電話代行なら株式会社シンフォネット------