放送禁止に
日本で「ドラえもん」を知らない方はほとんどいないと思います。
私も、幼い頃はドラえもんの映画やアニメをよく見ていました。
そんなドラえもんですが、バングラデシュではテレビ放送が禁止されて
しまったそうです。バングラデシュで放送されていたドラえもんは、隣国の
インドで衛星放送されているものなのだそうで、ヒンディー語で放送されていたそうです。
そのため、公用語であるベンガル語の学習の妨げになってしまう、との事で、
放送禁止がバングラデシュ国内のテレビ局に通知されたそうです。
この、ドラえもんに関しての問題は昨年の半ばごろから指摘されていたのだと言います。
ヒンディー語版のドラえもんが繰り返し再放送されている事で、たくさんの子供たちが
家族の前でもヒンディー語を話すようになっているそうです。
また、子供たちが子供たちがのび太のようになまけてしまったり、ドラえもんのような
ロボットを欲しがったりする子もいたのだとか。
ベンガル語ではなく、ヒンディー語で会話をする事が社会問題になってしまった事も、
今回の放送禁止の一つの原因のようです。
日本には、地域ごとの方言などはあっても、他の国の言葉で作成された番組などは、
映画にしてもドラマにしても、字幕や吹き替えなどの編集がされているので、そのまま
放送される事はあまり無いように思います。
なので、公用語と、隣国の言語とを両方話す事ができるのはすごいな、などと思って
しまうのですが、社会問題になってしまっているとなると、相当深刻なようです。
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