皆様の中に「朝起きたときに歯ぐきが痛む」「歯ぎしりをしていると
言われたことがある」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしも言われたことがある方は「睡眠時プラキシズム」という口の中に
悪習慣がある可能性があるのだそうです。

「睡眠時プラキシズム」というのは睡眠中に無意識に歯を噛みしめてしまったり
歯ぎしりをしてしまう、食いしばってしまうなどのクセがあり、それが原因で
歯と歯ぐきや体に悪い影響を及ぼす習慣の、歯科医療での呼び方なのだそうで
「口腔内悪習慣」という意味なのだとか。
日本では小さな子供からお年寄りまでの幅広い年代で、８から15パーセントの
人が歯ぎしりをしているといわれているそうです。

歯ぎしり、食いしばりはクセになってしまっているため、原因は明確には
なっていないそうです。しかし、睡眠が浅いときやストレスがあるとき、また
飲酒後などには熟睡しにくくなるため、歯ぎしりなどをしやすくなってしまうといいます。
睡眠中の歯ぎしりが問題になるのは、無意識の状態で噛んでしまうために想像以上の
力が歯に加わってしまうため放って置くと、歯が削れる、歯が折れる、歯周病が
悪化してしまう原因にもなってしまうそうです。
朝起きたときに肩こりがしたり、頭痛がしたりという場合にも、歯ぎしりを
してしまっている可能性があるのだといいます。

睡眠中に歯ぎしりをしないようにするためには、ストレスを抑え生活習慣を見直すことで
睡眠が安定し、予防できる可能性があるそうです。また、寝る前には自分の好きなことをして
リラックスしたり、あごや頬の筋肉をもみほぐすようにマッサージをするのも、予防に
効果があるようです。

歯は一生もの、とも聞きますので睡眠中の悪習慣を直して、健康に過ごしたいものですね。

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