先日、富士山が世界遺産として登録されたことをお伝えいたしましたが、
7月1日、富士山が世界遺産登録後、初めて山開きをいたしました。

大々的に報道されたばかりなので大幅な登山客の増加が予想されますが
やはり、安全面やマナーなどの問題で関係者はひやひやしているようです。

その中の一つに弾丸登山という事例があります。
通常、富士山は5合目で一泊してから頂上を目指すのですが、
弾丸登山は一泊せずに頂上まで登ることです。
徹夜で登山をするために事故や遭難、体調の悪化の可能性がぐんと高くなります。
このため、救助隊の人数を増やしたり、観光庁に弾丸登山の規制を
呼びかけてもらうようにしているようです。

登山は人気ですが、同時にとても危険なスポーツです。
それほど標高の高くない山でも遭難したり、夏でも凍死の危険があります。
ましてや富士山は本格的な装備が必要になるところですので、
富士山を登ろうと考えている方は、まず一度必要なものを調べて
体調を整えてから登りましょう。

冗談ではなく、ちょっとした油断が死につながります。
相手は大自然です。人間の力程度ではどうにもなりません。

夏はアウトドアスポーツがとても楽しい時期ですが
同時に水難や遭難などの事故も多発します。
皆さんも十分に注意してアウトドアを楽しみましょう。

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