生物には存在できる温度というものが存在します。
また、必要とする気体は違いますが必ず呼吸もしますし食事もします。
もちろん水分も必須です。

ところが、世の中には120度の高温や-100度以下の低温に耐え、
真空状態や乾燥状態にも飢餓にも耐えることができる生き物が存在します。
それがクマムシです。

先日、友人とショッピングをしたときに、クレーンゲームで
「耐える系ゆるきゃら、クマムシさん」という妙なものをみつけたので
興味を惹かれて調べたら、
ヒラヤマの山脈からどこかの物陰のコケなど、本当にいろいろなところにいて、
水があるときに活動し、水がなくなると乾眠状態になり、このときは
高熱、低温、真空、高圧、放射線などに耐えることができるという事で
今、いかに生物が環境に対する耐性を獲得したかということで
専門の研究機関もあります。

なお、体長は大きくなっても1.7mmとプランクトンレベルの
小さな虫ですのでもし、観察をしたいということであれば
顕微鏡を使うことをお勧めします。

ただ、こんな耐えるという意味では最強であるクマムシにも
ひとつ弱点があります。
それは、簡単につぶれてしまうということです。
つまり、指でぷちっとできるという事です。

世の中には金属の巻貝もいますし、おおよそ同じ世界のものとは思えない
グロテクスな姿をした生き物もいますし、意外とまだまだ
生態が判明していないものもあるので、なかなかに興味を引かれる
世界だなあと思います。


しかし日本というものは本当に、どんなものもかわいく仕立てあげてしまうなあ・・・


----電話代行なら株式会社シンフォネット-----