大手精密機械メーカーである富士通がレタスを発売することが発表されました。
「レタス？スマホの新機種？」と思った方もいるかもしれませんが
今回のレタスはスマホの略称ではなくサラダのお供の野菜のレタスです。

なんで富士通でレタス？と思われる方は結構いるかも知れませんが
異常気象の影響で値上げが止まらない葉物野菜を
工場で育てるという試みが行われていることは皆さんもニュースでご存知だと思います。
富士通もその試みを行っている一社です。

野菜工場は天候や気象に影響されず、ある程度栄養素も操作できる反面、
空気や養分まで完全管理されているためにコストが段違いにかかり、
もともとの単価が高いタイプの野菜ではないと採算が取れないことが
今後の課題にもなっております。

今回の富士通のレタスはクリーンルームで栽培し、レタスに含まれているカリウムや
硝酸態窒素（苦味の元）を控えめにし、より美味しくいただけるようにしたそうです。
カリウムが気になる腎臓病の方や透析を受けておられる患者様にも
食べやすいようになっているそうです。

しばらくはどちらかというと病院や法人向けに販売されるそうですが、
そのうち、一般家庭でも工場産の野菜を見る日も近いかもしれません。

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