世界ではまだまだ生態が良くわかっていない生き物がたくさんいます。
身近な例ですと、うなぎなどは実は野生での生態が
あまり良くわかっていません。
また、海の中、特に深海性の生き物などは何を食べるのかすら
全くわかっていないものも少なくありません。

そのため水族館などでは珍しい生き物を保護した場合、
各専門分野の方々が様々な知識を総動員して経過観察やデータの採集に
全力を注ぎます。

青森でカグラザメという本来は南の深海にいるサメが定置網に入っていて
保護をしたというニュースがありました。
カグラザメを生きたまま保護したのは始めてという事です。
テレビで中継をしていたときにはそのサメは仰向けになっていていました。

今のところは死んだという情報が入っていないのでまだ水族館で
生きてはいると思うのですが、できれば長く生きてもらって
深海の生き物の生態の解明に協力してくれればと思います。

でも深海の生き物が上がってくるというのはあまり良いことではなく
このところの火山活動もあって、何かの兆候ではと思っている方も
たくさんいるようです。

一概にあっているとも違うとも言い切れないので断言は出来ませんが
何かないことを祈っています。
割とあることだけど売り物にならないから捨ててたとかそういうオチもありそうですし。

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