現在の世の中の傾向として安くてよいものが喜ばれます。
そして規制緩和によって格安の旅行サービスも生まれました。
それによって安価で旅行やサービスが楽しめるようにはなりましたが
つまりは、本来かかる経費を別のところで削っているということで
近年はその反動が問題になりつつあります。

大手格安海外旅行業者が倒産してしまいました。
先週発券トラブルがあって、大変だなあと思った矢先の話です。
もちろん予定されていたツアーなどもすべてキャンセル、
お金のほうもJATAに申請しても全額返ってくる見込みは薄そうです。

会社員の私には全く関係ありませんが、時期は春休み、
格安ということもあって主に学生さんに人気だったそうですし、
ツアーを予定されていた方は寝耳に水だと思います。
所用で旅行サイトを見ていたところ、直前までツアーの応募していて
実際振り込んでしまったという人もいるそうなので、
計画倒産なのかもしれないなあとも思っているところです。
今一番大変なのっておそらく今現地にいる人ですよね。
ホテルはともかくとして帰りのチケットちゃんと取れているのか心配です。
国によっては帰国困難になってしまう・・・。

逆に言えばなのですが、安いものに関しては
ある程度のリスクも頭に入れておかなければならないというところなのでしょう。
全般的に安くて必要以上に良いものをという時期は終わりつつあるのだなあと
感じています。

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