電話で話をする時に、話すスピードを意識して会話をした事はありますか？
電話では自分で感じているよりも早口になってしまっている場合が多く、
お客様に「聞き取りにくいなあ」と思われている事も少なくありません。
早口で話をしてしまうと、聞き取りにくく感じるだけでなく、
慌ただしく雑な印象になるなど、何もメリットはありません。
時にはお客様に気を使われてしまい、
お客様が本当に聞きたかった事が聞けなかったなんて事もあるのです。

例えばNHKの場合は1分間に300文字程度で収まる量でニュースの原稿を作ります。
つまり1秒あたり5文字程度の言葉を話していることになります。
電話で話をする際にはこのスピード感を意識すると、お客様にとっても聞き取りやすい、
落ち着いた話し方ができるようになります。
電話に限らず話す時に、つい早口になってしまう人は一度、
このスピードを意識して話す練習をしてみるといいと思います。

緊張しているときなど、無意識のうちに早口になってしまうのは誰でもあることです。
自分ではそれに気付いていないケースも少なくありませんので
はじめのうちは意識してゆっくりめにお話してみるとちょうど良くなると思います。
ただ、あまりにもゆっくりお話をするとお客様をイライラさせてしまうこともあるので、
臨機応変に対応することが大切です。