電話対応では絶対にしてはいけないことがあります。
そのなかでも、お客様の名前や企業名を呼び捨てにするのは厳禁だといわれています。
お客様とお話をしているときはもちろんのこと、
保留にして担当者に電話をつなぐときについ気が抜けて呼び捨てにしてしまいがちです。
例えば「◯◯会社の田中より電話です」と担当者に話しているときに、
保留ボタンを押す事を忘れてしまっていたことに気が付いたらどうでしょうか。

それまで丁寧な電話対応をしていたとしても、
急に呼び捨てになってしまったときのインパクトがありますし、
「本当はこういう対応をされているんだな」と思ってしまい
信用できなくなってしまいます。
電話での呼び捨ては、相手に対して敬意を払っているとはいえませんし、
目下に見ているような態度に取られてしまいます。

電話での呼び捨てにならないように、
常に「◯◯様」と呼ぶように習慣づけておくことも大切です。
呼び捨てが当たり前になってしまうと、ふとしたときに出てしまうこともあります。
電話対応のときだけできていればいいとはいえません。
どんなときでもお客様に失礼にならないような工夫を
日常生活のなかでも意識していきたいと思います。

もし自分がお客様側の立場になったときに呼び捨てでは良い気がしませんよね。