お客様からいただいた電話で、なにか他にもお伝えしなくてはいけないときに
「頂いたお電話で申し訳ないのですが...」と使うことがあります。
丁寧な印象にもなりますし、ビジネスでは多用できる言葉でもあり、
よく聞くフレーズではあります。

ただ、このフレーズを間違えて使っている人もおり、残念な印象だなと思うことも。
例えば「いただいたお電話でつかぬことをお伺いしたいのですが」や
「いただいたお電話で折り入ってお話させていただきたいことがあるのですが」
など、使ってしまいがちなフレーズです。

ビジネスにおいて電話は用事がある人からかけるのが基本です。
そのため、いただいた電話に対してこちらから用件を伝えるのはマナー違反です。
ただ、どうしても急ぎで確認したいことがあるときには、使うこともあります。

せっかくフレーズを知っていても正しい使い方ができていなくては意味がありません。
電話で使う「いただいたお電話」の使い方として、
「ご多忙なところ恐れ入りますが、担当者宛にご連絡をいただきたいとお伝え願いますか」
のように使います。

日本語の正しい使い方や、電話でのマナーについても自信を持って対応できるように
しっかりと学んでいきたいと思いました。