お客様と電話でお話するときに、質問に対しての答えを伝える方法の一つに
「結論から話す」ものがあります。長々と理由を話したうえで結論を話すよりも、
結論から話して理由の説明をするほうが、結果がすでにわかっている分、
余計な事を考えることなくダイレクトに伝わりやすい特徴があると思います。
結論を伝えてしまえば、あとは「それはどういう理由だろう？」と
考えるだけですみますよね。

結論から伝えることに抵抗がある人もいるかもしれません。
PREPと呼ばれる方法になり、話し方が下手だと思っている人に多い、
つい話が長くなってしまうときにも使える方法です。
あまりにまとまりのない長話になってしまうと、相手にも飽きられてしまいますし、
お客様が話し疲れている（聞き疲れている）様子が電話でも感じやすくなってしまいます。

また、話をしている途中につい話が長くなる人や、
何を話していたのかわからなくなってしまう人にとっても、
結論から伝えてしまう方法はおすすめです。
いちばん重要なことは最初に伝える、そんな話を聞いたことがあるのではないでしょうか。

ただ、電話対応には必ずしもこの対応をしたから正解というのがありません。
お客様ひとりひとりで違いますし、柔軟に対応していけたらいいなと思います。